Adobe Creative Cloudの解約方法|解約金の計算・14日返金・プランの下げ方
Adobe Creative Cloudで先に確かめたいのは、契約が「年間プラン(月々払い)」かどうかです。このプランは、最初の注文から14日以内なら全額返金されますが、14日を過ぎて途中で解約すると、契約の残り期間の料金の50%が一括で請求されます。やめたいけれど解約金が高い、というときは、やめずにプランを下げる手もあります。有料プラン同士の変更には解約料がかかりません。この記事は、2026年10月27日時点のAdobe公式の情報で書いています。
まず、自分の契約の種類を確かめる
Adobeの個人向けプランには、支払い方が3種類あります。解約したときの扱いが違うので、先にアドビアカウントの「プランと支払い」で確かめます。
| 契約の種類 | 更新のしかた | 14日を過ぎて解約したとき |
|---|---|---|
| 年間プラン(月々払い) | 1年ごとに自動更新。支払いは毎月 | 契約残額の50%が解約料(早期解約料)としてかかる |
| 年間プラン(一括払い) | 1年ごとに自動更新。支払いは年1回 | 1年の契約期間が終わる前の解約は返金されない |
| 月々プラン | 1か月ごとに自動更新 | 公式の解約条件のページに、解約料の記載はなし(金額は画面で確認) |
Adobeの料金ページに大きく出ている月額は、年間プラン(月々払い)のものが中心です。月額が安く見えるぶん、途中でやめると解約料が出る仕組みです。公式ヘルプも、年間プランは大幅な割引があるので、契約期間の終了前に解約すると早期解約料がかかると説明しています。
解約金はいくらかかるか
年間プラン(月々払い)の条件は、公式ヘルプでは次のとおりです。
- 最初の注文から14日以内に解約すると、全額返金される。
- 14日を過ぎて解約すると、契約残額の50%の解約料がかかる。
- 公式の例は「9か月目に解約したら、残りの3か月分の料金の50%を払う」。
- サービスは、その月の請求期間の終わりまで使える。
解約料の計算例
Adobeは、Creative Cloud Proの例を月額9,080円(税込)、単体プランの例を月額3,280円(税込)で示しています。この月額で、公式の考え方どおりに計算した金額が次の表です。「残り◯か月」は、1年(12か月)から経過した月数を引いて数えています。
| 解約する時期 | 残りの月数 | Pro(月9,080円)の解約料 | 単体(月3,280円)の解約料 |
|---|---|---|---|
| 3か月目 | 9か月 | 40,860円 | 14,760円 |
| 6か月目 | 6か月 | 27,240円 | 9,840円 |
| 9か月目 | 3か月 | 13,620円 | 4,920円 |
| 11か月目 | 1か月 | 4,540円 | 1,640円 |
これは目安の計算です。実際の金額は、自分の月額と契約の状況で変わります。たとえばProの月額は、料金ページで12か月限定の特別価格が出ていることがあり、その価格で契約した人は、解約料の元になる月額も違います。Adobeも、ヘルプの例の金額は標準の月額で計算したもので、お客様の利用料と早期解約料は異なる場合があると書いています。
自分の金額は、解約の手続きを確認画面まで進めると表示されます。そこで止めれば、解約は確定しません。
14日以内なら全額返金
Adobeの公式ヘルプには、ほとんどのプランで、最初の購入から14日以内に解約すれば全額返金されると書かれています。年間プラン(月々払い)の条件でも、最初の注文から14日以内の解約は全額返金です。
- 数えるのは「最初の購入」から。更新の日からではないと読めますが、更新後14日の扱いは、確かめた公式ページには出ていませんでした。更新直後の解約は、解約の確認画面で金額を見てください。
- 返金の可否は「ほとんどのプラン」という書き方です。例外があるため、購入したプランの条件を、アドビアカウントで見てください。
返金の細かい資格は、Adobeのサブスクリプションの条件と返金ポリシーのページにまとまっています。
解約の手順(Adobeから直接買った場合)
- アドビアカウントにログインする(account.adobe.com)。
- 「プランと支払い」の欄で、解約するプランの「プランを管理」を選ぶ。
- 「プランを解約」を選ぶ。
- プランの詳細を確認して「続行」を選ぶ。
- 解約の理由を選んで「続行」を選ぶ。
- 解約の詳細(解約料や、使える期限)を確認して「解約の確認」を選ぶ。
- アドビから届く確認メールか、アカウントのページで、解約できたことを確かめる。
つまずきやすい点
- 支払いの処理中や、支払いに問題があるときは、解約できません。24時間待ってから、もう一度試すよう公式ヘルプに書かれています。
- プランを複数持っているときは、1つずつ解約します。1つ解約しても、ほかのプランは止まりません。
- Apple・Google・Microsoftなど、アドビ以外で買ったプランは、その購入元の手順で解約します。アドビアカウントからは止められません。
- Adobe Stockを契約している場合は、Creative Cloudのプランとは別に解約の手続きが必要です(Adobe Stockのヘルプで確認してください)。
手順の元になった公式ページは、アドビ体験版またはサブスクリプションの解約です。画面の名前は変わることがあります。
解約したあとどうなるか
- 有料のアプリとサービスは、現在の請求期間の終わりまで使えます。
- アドビアカウントは残り、無料メンバーシップの特典は使えます。
- 請求期間内なら、アドビアカウントからプランを再開(再アクティベート)できます。アプリ・サービス・ストレージが戻り、請求は予定どおり続きます。
- 期間が終わると、ほとんどのCreative Cloudのアプリとサービスは使えなくなります。一部のアプリのスターター版は、無料メンバーシップで残ります。
- クラウドのファイルは、5GBまでなら引き続き使えます。5GBを超えていたときは、30日の猶予の間に、ファイルをクラウドの外へ移します。
やめずに、プランを下げる
解約料が高くつくときは、安いプランに変えて続ける手もあります。Adobeの公式ヘルプには、現在のプランを別の有料プランに変えるとき、解約料は発生しないと書かれています。
| プラン | 月額(税込・年間プラン月々払い) | 中身 |
|---|---|---|
| Creative Cloud Pro(旧コンプリート) | 9,080円(12か月限定の特別価格で6,810円の表示あり) | 20以上のデスクトップアプリと、生成AI機能の無制限利用など |
| Creative Cloud Standard | 6,480円 | Proと同じデスクトップアプリ。生成AIの利用に制限あり |
| Photoshop単体 | 3,280円 | Photoshopだけ |
| フォト | 2,380円 | 写真向けのプラン |
| Lightroom単体 | 1,480円 | Lightroomだけ |
2026年10月27日にAdobe日本の料金ページで確かめた表示です。Illustrator、Premiere、After Effects、InDesignなども、単体は各3,280円と表示されていました。価格は変わることがあるので、アドビアカウントで自分の金額を見てください。
コンプリートは名前が変わった
Creative Cloudコンプリートプランは、Creative Cloud Proに名称が変わりました。新しく加わったStandardは、Proと同じ20以上のデスクトップアプリを使えるまま、生成AIの機能を絞った安いプランです。Adobeのヘルプによると、既存の人は、アドビアカウントから、またはカスタマーケアに連絡して、Standardに切り替えられます。
| Standard | Pro | |
|---|---|---|
| デスクトップのアプリ | 20以上 | 20以上 |
| 標準の生成機能(生成塗りつぶしなど) | 月25クレジット | 無制限 |
| プレミアム生成機能(動画・音声) | なし | 月4,000クレジット |
| モバイル・webアプリ | 一部のみフルアクセス、他は基本機能 | フルアクセス |
| クラウドストレージ | 100GB | 100GB |
| 月額(税込) | 6,480円 | 9,080円 |
プランを変えるときの手順と注意
- アドビアカウントにログインし、「プランを管理」を選ぶ。
- 「プランを変更」を選ぶ。
- 新しいプランを選び、必要なら支払いの契約(課金コミットメント)を変える。
- 内容を確認して「同意して購入」を選ぶ。
- プランの変更は、元に戻せません。
- 新しいプランは、すぐに始まります。料金もすぐに請求されます。
- 古いプランの使っていない期間は、プランの種類に応じて払い戻されます。
- 年間プランの請求日と更新日は、切り替えた日に変わります。たとえば2026年3月14日に変えると、更新は2027年3月14日です。
切り替えた日から新しい1年が始まるため、そのあと途中で解約すると、新しい契約にもとづいて解約料がかかると考えられます。変更の前に、確認画面で条件を見てください。手順の元は、公式のアドビプランの変更です。
引き止めのオファーはあるか
解約の途中で、割引などの引き止めのオファーが出ることがある、という話はよく聞きます。ただ、確かめた範囲のAdobeの公式ヘルプには、そうしたオファーの内容や条件は書かれていませんでした。出るかどうか、いくらになるかは、人や時期で違うと考えてください。
- オファーが出ても、元の解約条件(解約料や使える期限)はそのままです。画面の金額と期間を読んでから選んでください。
- 公式のヘルプで確かめられる安くする方法は、上に書いたStandardやPhotoshop単体などへの変更です。
学生・教職員版の場合
学生・教職員向けは、Creative Cloud Proが対象です。2026年10月27日のAdobe日本の料金ページには、次の価格が出ていました(税込、年間プラン月々払い。期間限定の特別価格とみられます)。
| 時期 | 月額 |
|---|---|
| 最初の3か月 | 980円 |
| 4か月目以降(1年目) | 2,180円 |
| 2年目以降 | 4,180円 |
プラン変更のヘルプには、1年目の特別価格が月1,982円、更新後が月4,180円と書かれたページもあり、1年目の金額の表示は一致していません。時期や条件で表示が変わっている可能性があるので、自分の金額は、アドビアカウントで見てください。
- Creative Cloud Standardは、学生・教職員向けのプランにはありません。
- 学生版も年間プランなので、途中で解約するときは、上の年間プラン(月々払い)の考え方が基本です。学生版の解約料の細かい扱いは、確かめた公式ページに載っていませんでした。解約の確認画面で見てください。
よくある質問
Adobe CCの解約金はいくらですか。
年間プラン(月々払い)で、最初の注文から14日を過ぎたあとなら、契約残額の50%です。9か月目の解約なら、残り3か月分の50%になります。年間一括払いは、最初の注文から14日を過ぎると、1年の契約期間が終わる前に解約しても返金されません。
14日以内なら、全額返金されますか。
ほとんどのプランで、最初の購入から14日以内に解約すれば全額返金されます。ただし例外のプランがあります。
Photoshop単体から、コンプリート(Pro)に変えられますか。
アドビアカウントの「プランを変更」で変えられます。有料プラン同士の変更に、解約料はかかりません。
ProからPhotoshop単体に変えると、解約金はかかりますか。
公式ヘルプでは、現在のプランを他の有料プランに変更する場合、解約料は発生しないと書かれています。新しいプランはすぐに始まり、古いプランの使っていない期間は、プランの種類に応じて払い戻されます。
解約したあと、またすぐ使えますか。
請求期間内なら、アドビアカウントから再開できます。期間が終わったあとは、改めて契約します。
動画・音楽・本、仕事のソフトまで、いくつ契約しているか分からなくなったら、契約中のものを選ぶだけで、払いすぎがないかを計算します。AIの契約を整理するなら、ChatGPT Plusの解約の記事も参考にしてください。
払いすぎを計算するこの情報は2026年10月27日時点です。出典は、アドビヘルプセンターの「アドビ体験版またはサブスクリプションの解約」「アドビのサブスクリプションの条件と返金ポリシーについて」「アドビプランの変更」「Creative Cloud 個人向けプラン(学生・教職員版プランを含む)への変更」、アドビの「アドビサブスクリプションおよび解約条件」、Adobe日本の料金ページ(Creative Cloudのプランと価格)です。解約料の計算例は、公式の考え方にもとづく当サイトの計算で、実際の金額とは異なる場合があります。料金や条件は変わることがあるので、最新の情報は必ずAdobeの公式サイトとアドビアカウントでご確認ください。